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仙台・藤崎で「なばたとしたか絵本原画展」-「こびとづかん」など160点

「こびと大研究」コーナー。初日から多くの家族連れが訪れ、子どもたちは「こびと」の生態を興味深く眺めていた

「こびと大研究」コーナー。初日から多くの家族連れが訪れ、子どもたちは「こびと」の生態を興味深く眺めていた

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 仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場で7月25日、「なばたとしたか絵本原画展~ナバーランドへようこそ~」が始まった。

こびと飼育・捕獲セットコーナー

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 書籍の挿絵やテレビ番組のキャラクターデザインなどを手掛けるイラストレーター・絵本作家のなばたとしたかさん。2006年に発表した絵本「こびとづかん」は子どもから大人まで幅広い層から人気を集め、関連書籍の累計発行部数は250万部に上る。

 なばたさんが描く「ナバーランド」の世界を一堂に展観する同展。2012年5月の京都を皮切りに、高知・金沢・岡山・仙台を巡回。「家族で楽しんでいただけるよう、夏休み期間に合わせて企画した」と藤崎広報担当者。

 「こびとづかん」シリーズや「いーとんの大冒険」をはじめ、なばたさんが手掛けた絵本などの原画約160点とラフスケッチ4点を展示。「こびと大研究~生態&観察入門」コーナーでは、こびとの生息エリア別に紹介パネルや写真、なばたさんが制作した30点以上のフィギュア(非売品)を並べる。

 「こびと」の一種「カクレモモジリ」「リトルハナガシラ」の捕まえ方・飼い方を紹介するオブジェや、人の生活の一部に存在するというこびと「シノビイエコビト」の様子が見られる「こびと飼育・捕獲セットコーナー」も。物販コーナーでは書籍・DVD・版画・文房具・ぬいぐるみ・フィギュア・おもちゃ・ストラップ・菓子など約500点(80円~4,095円)を販売する。

 開催初日から多くの家族連れでにぎわいを見せている。同担当者は「どこか奇妙で不思議な、でもなぜか身近に感じてしまう存在の『こびと』たちは、子どもから大人まで楽しませてくれる。夏休みの思い出に、当展でこびとたちの息吹と気配を感じていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時(最終日は16時まで)。入場料は、一般=700円、高校生・中学生=500円、小学生以下無料。27日・28日には、なばたさんのサイン会も行う。時間は13時~。当日会場で書籍を購入した客が対象で、27日=先着80人、28日=先着50人。

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