ゲーム音楽吹奏楽団「しかしMPがたりない」、3度目の定期演奏会開催へ

昨年の第2回定期演奏会「MPのない音楽会2」。ゲーム音楽ファンの20~30代を中心に230人が来場した

昨年の第2回定期演奏会「MPのない音楽会2」。ゲーム音楽ファンの20~30代を中心に230人が来場した

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 仙台市青年文化センター(仙台市青葉区旭ケ丘3、TEL 022-276-2110)シアターホールで12月22日、ゲーム音楽吹奏楽団「しかしMPがたりない」による演奏会「MPのない音楽会3」が開かれる。

スクリーン演出や寸劇も交えた演奏会の様子

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 東北大学学友会吹奏楽部の有志による学内アンサンブルを経て、2010年4月から活動を開始した同楽団。昨年、2度の定期演奏会を開催し、今年9月には「定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台」にも出演した。

 現在、学生を中心に社会人も含めた40人で構成。楽器編成は、フルート、オーボエ、ファゴット、クラリネット、サクソホン、トランペット、トロンボーン、ホルン、チューバ、エレキギター、エレキベース、ドラム、ピアノ、シンセサイザーなど。「吹奏楽でギター、ベース、ドラム、シンセがそろっているのは珍しいのでは」(同楽団代表の砂子田順さん)。

 今回の演奏会は「DISC1~3」の3部構成。「団員の『やりたい!』を詰め込むだけ詰め込んだらこうなった」というプログラムは、「スーパーマリオRPG メドレー」「ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド メドレー」「ドラゴンクエスト シリーズより」「檄!帝国華撃団」「英雄伝説 空の軌跡 メドレー」など20曲。中でもDISC2(第2部)は、「ステージを一つのゲーム風の物語に仕立て、その場面にあった曲を演奏するという試みをしているのが見どころ」(同)という。

 「メンバーも増え、ジャズフェスという大舞台も経験し、バンドとしての実力は確実に上がっていると思う。モットーである『やりたいことをやる』を貫き、ゲームへの愛がお客さまにも伝わるようなステージにしたい」と意気込む砂子田さん。「ゲームを愛する全ての方にお越しいただき、演奏・演出の凝り具合も含め、格段にレベルアップしたMPをご覧いただければ」と来場を呼び掛ける。

 開場17時30分、開演18時。入場無料。

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