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仙台三越で「羽海野チカ原画展」-150点超展示、限定グッズも

仙台三越で開催されている「羽海野チカ原画展」。「3月のライオン」の展示の様子

仙台三越で開催されている「羽海野チカ原画展」。「3月のライオン」の展示の様子

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 仙台三越(仙台市青葉区一番町4)本館7階ホールで8月8日、「羽海野チカ原画展 ~ハチミツとライオン~」が始まった。

入り口では「ウミノクマ」がお出迎え

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 東京都足立区生まれの漫画家・羽海野チカさんは2003年、美術大学を舞台に若者たちの姿を描いた「ハチミツとクローバー」(以下、ハチクロ)で「第27回講談社漫画賞」少女部門を受賞。アニメ・ドラマ・映画にもなり人気を博した。将棋を題材にした現在連載中の作品「3月のライオン」では、「マンガ大賞2011」「第35回講談社マンガ賞」一般部門を受賞している。

 同展は昨年8月の東京開催を皮切りに、大阪・岡山・福岡を巡回。「当初、仙台開催の予定はなかったが、羽海野さんの強い要望で決定した。東北の方々にも作品をご覧いただき喜んでもらえれば」と同展担当者。

 原画展示エリアでは、「ハチクロ」と「3月のライオン」を中心とする150点以上の原画・原稿を展示。コミックには掲載されていないハチクロ番外編「一平さんの結婚」「あゆちゃんと野宮さん」の生原稿も展示する。会場内には山積みの缶コーヒー、荷物を積んだ自転車、二十日大根の種、「ニャー将棋盤」など、作中の一場面を再現したディスプレーも。

 「羽海野先生のお部屋」エリアでは、秘蔵のアイデア帳や取材写真の一部を公開するほか、作品制作に使う道具などを展示。「3月のライオン」の執筆行程を原画で紹介するコーナーも用意する。

 販売エリアでは、「ラバーストラップ」(各630円)、「PVCコースター」(各840円)、「ポスターカード」(各368円)、「クリアファイル」(各315円)をはじめ、ナイロンバッグ・ハンドタオル・ピンバッジ・ステッカーシート・パスケースなど約20種類の会場限定オリジナルグッズを用意。羽海野さんのコミック作品、直筆サイン入り複製原画約10点も販売する。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場料金は、一般=600円、大学生・高校生=500円、中学生300円(小学生以下無料)。今月15日まで。

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