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仙台・二日町に「ジュリーズベークショップ」 NY出身の店主が作るカップケーキ

店主のクロネルさん(右)とスタッフ。もちろん日本語でOK

店主のクロネルさん(右)とスタッフ。もちろん日本語でOK

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 仙台・二日町に9月1日、アメリカンベーカリー「Julie’s Bake Shop(ジュリーズベークショップ)」(仙台市青葉区二日町、TEL 022-797-9230)がオープンした。

同店のカップケーキ

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 店主のクロネル・ローラさんはニューヨーク出身で、10年前に英語講師として来日し、現在は太白区長町で英会話スクールを経営している。「日本でアメリカのお菓子を食べたいが、売っているところがない」と、子どものころ母親と一緒に行っていた菓子作りを再開し、語学だけでなく文化も体験してもらいたいと、スクールの生徒に配っていたという。

 「アメリカで親しまれている焼き菓子を仙台から発信していきたい」と開いた同店の店名には、母ジュリーさんの名前を入れた。店舗面積は12.3坪。席数はテーブル10席。店内はピンクと白色を基調に、「商品のカップケーキのように、かわいく楽しい内装になるよう心掛けた」。海外旅行でふと立ち寄ったカフェのような雰囲気を楽しんでもらえるようにと、英語を交えて来店客を出迎える。

 メインのカップケーキはしっとりと仕上げた生地が特徴で、母から受け継いだレシピやアメリカで人気のレシピを基に、日本人にも合う味にした。自家製バニラエッセンスのケーキとバニラフロスティングを組み合わせた「ジュリーズバニラ」、ビターなチョコレートケーキとバニラフロスティングを組み合わせた「ジュリーズチョコレート」などのベーシックフレーバー4種(各300円)をはじめ、定期的に入れ替えるスペシャルフレーバー2種(各330円)、月替わりのシーズナルフレーバー1種(360円)を用意する。

 そのほか、「しっとり、かつ噛みごたえのある食感」が特徴のソフトタイプクッキー3種類(200円~)や、「外はサクッと、中は濃厚チョコ」のブラウニー(300円)、キビ糖のみを使ったブロンディー(300円)も販売する。

 ドリンクは、クランベリージュース(300円)、ホットコーヒー(M=300円、L=350円)、アイスコーヒー(330円)、アールグレイ、アメリカンレモネード(以上350円)、ピンクレモネード(370円)、カフェラテ(390円)、ティーラテ(400円)など約15種類。商品は全てテークアウトに対応する。

 客単価は800円~1,400円。10~40代の女性をはじめ、子ども連れや、お土産や自宅用としてテークアウトする男性客も多いという。「カップケーキはフォークなしでも食べられる手軽なケーキ。テークアウトして、お近くの公園でドリンクと一緒に楽しんでいただければ」とクロネルさん。「生クリームではないので常温で持ち運べ、翌日までおいしく召し上がっていただける。一般的なケーキに比べ崩れにくく、お土産にも向いているので、利用いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~20時(日曜は19時まで)。

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