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仙台の老舗和菓子店が「イクスカ」コラボ商品 スズメのキャラをモチーフに

「イクスカ」のスズメをモチーフにした上生菓子

「イクスカ」のスズメをモチーフにした上生菓子

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 仙台の老舗和菓子店「元祖 仙台駄菓子本舗 熊谷屋」本店(仙台市青葉区木町通2、TEL 022-234-1807)が3月20日から、ICカード乗車券「icsca(イクスカ)」のキャラクターをモチーフにした商品を期間限定で販売している。

むすび丸の和菓子も

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 同店は1695(元禄8)年創業。「きなこねじり」「うさぎ玉」「豆糖」「しほがま」などの伝統菓子「仙台駄菓子」をはじめ、「ごまっこゆべし」や「くるみゆべし」、季節の生菓子などを製造販売している。

 現社長は10代目の熊谷典博さん。伝統の味を守り続けながら新しい試みにも挑戦し、アニメ「Wake Up, Girls!」とのコラボ商品、仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」や動物、季節の風物詩を題材にした上生菓子などを展開してきた。

 今回、仙台市交通局が地下鉄沿線の店舗と実施している「イクスカキャンペーン」(3月20日~5月20日)の一環で同商品を企画。「交通局からお話をいただき、せっかくなのでコラボ商品があったらいいのではと思い、試作品を作ってみたら好評だった」ことから販売を始めた。

 こしあんを練り切りで包み、スズメの形に細工した上生菓子に仕上げた同商品。「自分でもわりとうまくできたと思う」と自信を見せる一方、実は「試作の際は1個だけ作ったので分からなかったが、実際に量を作ろうと思うと、特に頭のラインなどが難しく大変だった」という。

 常連客や和菓子好きの女性のほか、SNSでも話題が広がり、昼過ぎには売り切れになる日もあるという。熊谷さんは「和菓子や仙台駄菓子に興味を持っていただくきっかけになれば」と期待を込める。

 価格は240円。購入は1人3個まで。営業時間は8時30分~17時30分。5月20日まで。

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