「仙台すずめ踊り」開催へ-震災で中止の「青葉まつり」に代わり

昨年の「青葉まつり」でのすずめ踊り

昨年の「青葉まつり」でのすずめ踊り

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 仙台市中心部で6月18日・19日、「元気発信!ともに前へ 仙台すずめ踊り」が開催される。主催は仙台・青葉まつり協賛会。

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 毎年5月に開催され、昨年は93万人が来場した「仙台・青葉まつり」。今年も5月14日・15日に開催を予定していたが、東日本大震災の影響で中止となった。「開催を熱望する声もあったが、ライフラインの完全復旧や交通網の復活が不明確で参加者や地元の方々、多くの観光客に迷惑をかける可能性があった。苦渋の決断の末、やむなく中止を決断した」(同協賛会事務局の遠藤瑞知さん)。

 しかし、その後も祭連(まづら)団体や市民から同祭名物の「すずめ踊り」を通して「全国に元気を発信できる場が欲しい」という声が寄せられたことから、今回の催しを企画した。

 70祭連・1700人が参加。勾当台公園市民広場をメーン会場に舞台踊りを行うほか、一番町通り(10時30分~13時)、中央通り(11時~15時)では流し踊りを披露する。

 市民広場では「げんき杜の市」と題した25店舗の飲食・物産販売ブースを展開。市内飲食店のほか、大崎、登米、南三陸からも出店する。「市民一丸となって復興をアピールし、仙台、宮城、東北に元気と活力を発信できれば」(遠藤さん)。

 開催時間は両日とも10時~17時。

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