ダイエー仙台店、13年ぶりに全面改装-20~30代の女性客獲得目指す

開店前から市民1,200人が列を作り、先着1,000人に用意された紅白まんじゅうは10分でなくなった

開店前から市民1,200人が列を作り、先着1,000人に用意された紅白まんじゅうは10分でなくなった

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 仙台市青葉区のダイエー仙台店(仙台市青葉区中央2、TEL 022-261-1251)が3月3日、リニューアルオープンした。

リニューアル後の店内1階

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 1975(昭和50)年にオープンした同店。地上8階・地下2階建てで、総店舗面積は1万9,451平方メートル。従来のターゲットである団塊世代の主婦層に加え、20~30代女性客の獲得を目指して今回、13年ぶりとなる全面改装を行った。

 主な改装内容は以下の通り。1階=化粧品・美容関連商品売り場と医薬品売り場を隣接させ、「働く女性」をターゲットに化粧品コーナーを1.5倍に拡大。靴下・タイツ・レギンスなどを扱う「レディスレッグ」売り場も約2.5倍に拡大し、品ぞろえの充実を図った。

 8階=同社子会社で全国に90店舗を展開する書籍チェーン「アシーネ」が仙台初出店。主婦やOLをメーンターゲットに、料理・趣味・美容・健康などの生活実用書を中心に約20万冊を在庫。文具・雑貨コーナー、休憩や選書などに利用できるカフェスペースも併設する。

 地下2階=食品フロア。単身者や小世帯向けに小分け・小規格・バラ売り商品を充実させたほか、県内産の食材や地酒、地場商品の品ぞろえを強化した。

 今回の改装により、同社では前年比2%増の売り上げを目指す。同店の芝村浩三店長は「駅前の利便性を最大限に生かし、暮らしのお手伝いができる店舗を目指している。これまでご愛顧いただいていたお客さまをはじめ、若い世代の方々にもぜひご利用いただければ」と話す。

 営業時間は9時30分~22時(2階~8階は21時まで)。

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