見る・遊ぶ

青葉山でナイトイベント「ヨイアカリ仙台」 自然と光と音融合し幻想空間演出

ホログラムを使った「鳳凰のいる森」

ホログラムを使った「鳳凰のいる森」

  • 6

  •  

 自然景観を生かし、光、音、映像、レーザーを使って幻想的な空間を演出するナイトイベント「ヨイアカリ仙台」が9月6日、青葉山公園と周辺エリアで始まった。主催は仙台市と、仙台出身のパフォーマンス集団「白A」。

「ヨイアカリ仙台」会場の様子

[広告]

 「ナイトパーク」(青葉山公園)と「ナイトウオーク」(五色沼・長沼・仙台城跡登城路)の2ゾーンで構成する会場では、伊達家の家紋「九曜紋」、伊達政宗所用の「山形文様陣羽織」や伊達家に伝わる「水玉模様陣羽織」、仙台城の大広間を飾った「仙台城の鳳凰(ほうおう)図」など、伊達の文化や歴史からインスピレーションを得たコンテンツを展開する。

 ナイトパークでは、来場者が着用する「没入ヘッドホン」に流れる音楽にライトアップが連動するコンテンツを用意。LEDボールとレーザーライト、サーチライトを使った「五色フィールド」、レーザーとプロジェクションが織り成すショー「山形レーザー」、伊達政宗公をテーマにしたプロジェクションマッピングと演武パフォーマンスを融合した「伊達ロマネスク」を展開する。

 ナイトウオークでは、映像とレーザーのインスタレーション「ミラージュ五色沼」、200メートルの光と色彩のグラデーションロード「オーロラ長沼」、ホログラムを使った「鳳凰のいる森」を展開。各コンテンツエリアにある台に「没入ちょうちん」を置くとライトショーが始まる仕掛けを用意する。

 白Aディレクターの菱沼勇二さんは「楽しい、面白いだけじゃなく、見終わった後は仙台のことを知ってもらえる、好きになってもらえるような内容を目指している」と話す。「仙台のナイトコンテンツや宿泊需要を目指して、仙台の夜の観光地になればと思い企画した。県外の方やインバウンド(訪日客)の方にも楽しんでもらえるイベントに成長させていきたい」と意気込む。

 期間中の金曜~日曜・祝日に開催する。開催時間は19時~21時(最終入場は20時30分)。料金は、一般=1,500円(金曜は900円)、小学生以下=1,000円(金曜は500円)、3歳以下無料。飲食付きのチケット「プレミアムラウンジ+チケット」(3,900円、金曜は3,300円)も用意する。11月30日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース