
宮城県内の「モスバーガー」19店舗で7月24日、県産トマトをメニューに使う「モスの県産野菜フェスタ」が4日間限定で始まった。
「新とびきり 大盛りトマト モス野菜チーズバーガー」と「新とびきり 大盛りトマト チリバーガー」
モスバーガーが2014(平成26)年から展開している、地元で収穫された野菜を使ったメニューを提供する「モスの県産野菜フェスタ」。今回は、石巻市の契約農家「デ・リーフデ大川」と美里町の契約農家「デ・リーフデ美里」で収穫されたトマトを使った2商品を販売する。
「新とびきり 大盛りトマト モス野菜チーズバーガー」は、県産トマトの上に国産牛100%のパティ、スライスチーズ、レタス、オニオン、オーロラソース、県産トマトを重ねる。モスフードサービス(東京都品川区)の広報担当者は「しっかりとした肉感が楽しめる国産牛使用のパティと生野菜との組み合わせで、肉々しさとジューシーさを兼ね備えたハンバーガーに仕上げた」と話す。
「新とびきり 大盛りトマト チリバーガー」は、県産トマトの上に国産牛100%のパティ、オニオン、和風バーベキューソースとホットチリソース、県産トマトを重ねる。「ぴりっとスパイシーなソースがトマトのおいしさを引き出している」と同担当者。
販売日前日の23日には、県内店舗の店長やスタッフ、同社社員ら16人が「デ・リーフデ大川」の農場で、店で使う野菜がどのように栽培・収穫されているのかを実際に体験し、生産者と情報交換し交流を深めた。参加者からは「年々気温が上がってきて、トマト栽培も大変になってきているのを感じた」という声もあったといい、広報担当者は「地元の農家さんが生産するおいしい野菜を、この機会を通じて味わってもらえたら」と呼びかける。
価格は各880円。今月27日まで。期間中、持ち帰り限定で「デ・リーフデ大川」「デ・リーフデ美里」のトマト(200円)も販売する。