
仙台三越(仙台市青葉区一番町4)本館屋上で現在、ビアガーデン「定禅寺ビアパーク」が開催されている。
東松島市で防災体験型宿泊施設を運営する「貴凛庁(きりんちょう)」と共同で運営するビアガーデン。「竹あかり演出家」として活動する池田親生さんが空間装飾など会場のプロデュースを行い、竹明かりのほか、漁業で使われていたブイをペイントした椅子や、廃棄されるカキの貝殻を原材料としたしっくいのオブジェを配置する。席数は200席。期間中の週末には音楽ライブやアートイベントを展開する。
飲み放題のドリンクは、ビール、ビアカクテル、サワー、ハイボール、ワイン、日本酒、ノンアルコールドリンク、ソフトドリンクをそろえる。東松島の醸造所「大地と海のカンパネラBrewing」のクラフトビールも提供する。
ビュッフェ形式のフードは、甘酒ピクルス、紅茶鴨(かも)のナッツサラダ、手羽先の一夜干し唐揚げ、チーズボール ジェノベーゼソース、鳴瀬カキのアヒージョ、ナスのスパイスカツ アリッサ―ソース、豚肉の長寿味噌(みそ) 漬け、カツオのたたき、揚げきのことバジル&トマトソースの冷製パスタなどを用意する。バーベキューが付いた別料金のコースも用意する。
5月29日の営業開始から1カ月がたち、会社や友人グループ、家族連れ、カップルなどが利用している。仙台三越ビアパーク担当の上原優輝さんは「杜(もり)の都の中心で開放感を味わえる特別な空間。美しい竹明かりの装飾が彩る会場で、夏の夜風を感じながら、きんきんに冷えたビール片手に非日常のひとときを楽しんでもらえたら」と呼びかける。
営業時間は17時~22時(最終入店は20時)。2時間制で、料金は一般=5,500円、高校生以下=2,750円、未就学児無料。バーベキューは、「肉コース(豚ロース80グラム、鶏モモ120グラム、サイコロステーキ120グラム)」=6,600円、「塊肉コース(肉コースの内容に塊肉200グラム付き)」=7,920円。雨天中止。8月31日まで。