
プリン専門店「松島プリン亭」(松島町)が5月26日、JR仙石線松島海岸駅近くにオープンした。
全国各地の観光土産商品の製造、卸販売を手がける1929(昭和4)年創業の「長登屋」(名古屋市)が運営する同店。新業態を出店する場所として、宮城を代表する観光地の松島を選んだ。店舗面積は非公開。店内各所にオリジナルキャラクター「ずんだ丸」をあしらう。テイクアウトをメインに、10人程度が座れるイートインスペースも設ける。
店内の工房で作るプリンは、マダガスカル産のバニラビーンズを使いとろりとして滑らかな食感が特徴の「なめらか」、マスカルポーネと生クリームを使い少し硬めに仕上げた「かため」(以上450円)、仙台名物ずんだを使った3層プリン「ずんだ」、ずんだ餅をイメージした食感の「のび~る ずんだもっち」、伊達政宗公の黒い甲冑(かっちゅう)をイメージしたココア味の「伊達政宗」(以上500円)の定番5種類のほか、季節商品を展開する。
プリンの味と香りを出したソフトクリーム「プリンソフト」(480円)や、「なめらか」プリンの上にずんだあんとプリンソフトをのせた「プリンパフェ」(680円)も販売する。
同社広報担当者によると、オープン後は国内外からの観光客を中心に地元住民の利用も多く、現在の一番人気は「なめらか」という。
営業時間は10時~17時。