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勾当台公園で「バル仙台」 東北中心に30ワイナリー出店、造り手との交流も

勾当台公園いこいの広場で始まった「バル仙台」。初日の様子

勾当台公園いこいの広場で始まった「バル仙台」。初日の様子

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 東北産ワインと東北の食材を使った欧風料理を提供するイベント「バル仙台 2025」が6月20日、仙台市青葉区の勾当台公園いこいの広場で始まった。主催はユーメディア(若林区)内の「杜(もり)の都のワイン祭り実行委員会」。

東北を中心とする30ワイナリーが出店

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 2015(平成27)年に初開催され、昨年は3日間で2万人が来場した同イベント。今年は東北を中心に30ワイナリーが出店する。出店ワイナリーは、「つがるワイナリー」「タムラファーム」(以上、青森)、「東根フルーツワイン」「南東北サンシャインファーム」「ベルウッドヴィンヤード」(以上、山形)、「五枚橋ワイナリー」「自園自醸ワイン紫波」「THREE PEAKS」「大迫佐藤葡萄園」「アールペイザンワイナリー」(以上、岩手)、「Chateau Kiri」「Yuz farm & vineyard」「ヤクワビンヤード」「了美ワイナリー」「やまもとワイナリー」(以上、宮城)、「ふくしま農家の夢ワイン」「WINERY AZUMA SANROKU」(以上、福島)など。

 市内飲食店やキッチンカーが東北の食材を使った欧風料理などワインに合うフードメニューを販売。ラインアップは、生ハム、ラクレットチーズ、アクアパッツァ、オイスターガーリック、ピザ、パエリア、ソーセージ、ケバブサンドなど。

 初日からワイン好きの市民でにぎわいを見せた。太白区から訪れた40代女性は「東北のワインが一堂に楽しめるので毎年楽しみにしている。まだ飲んだことのないワイナリーのワインを飲んでお気に入りを見つけたい」と話していた。

 実行委員会スタッフは「東北を旅するようにワインを巡り、新しい出合いや再会を楽しみ、自分の好きなワインを見つけてほしい。造り手との会話を通して醸造への思いも知り、東北のワインの魅力を体感してもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は11時~21時(最終日は19時まで)。入場無料。グラスワイン・シードルは専用グラス(500円)の購入が必要。今月22日まで。

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