
仙台銘菓「萩(はぎ)の月」を製造・販売する「菓匠三全」(仙台市青葉区大町2)が6月13日、「元祖ずんだシェイク」の販売を始めた。
「ずんだシェイク」はバニラテイストのシェークに仙台名物「ずんだ」をブレンドしたドリンクで、同社が展開するずんだスイーツ専門店「ずんだ茶寮」の人気メニュー。2001(平成13)年に提供を始め、仙台のご当地ドリンクとして市民や観光客の人気を集めている。
「元祖ずんだシェイク」は、キャップの付いたパウチ容器入りの冷凍商品で、「濃厚な味わいと枝豆の粒感が特徴」というラクトアイス。2016(平成28)年に販売した商品のデザインや中身をブラッシュアップし、今回復刻販売した。
菓匠三全広報担当者は「これまで店舗でのみ楽しんでもらっていたずんだシェイクを、もっと多くの方に、もっと手軽に味わってもらいたいと商品化した。特に、ずんだシェイクを販売していない店舗でも飲みたいという声を多数頂いていたことが、大きな後押しとなった」と振り返る。
「店舗でしか味わえなかったずんだシェイクがどこでも味わってもらえる。宮城・仙台の方にもより身近に感じてもらい、日本全国、さらには海外の方々にも届けたい」とも。
価格は500円。一部店舗を除く全国の「菓匠三全」「ずんだ茶寮」で販売する。