
個人や少人数のグループが作る冊子・ZINE(ジン)の販売イベント「ZINEフェス仙台」が3月30日、仙台市中小企業活性化センター(仙台市青葉区中央1、アエル5階)多目的ホールで開催される。
東京・吉祥寺で理想科学工業開発のデジタル孔版印刷機「リソグラフ」の印刷スタジオを運営する「ZINE FARM TOKYO」が主催する同イベント。「ZINEを通して作り手と読者が直接つながり、ZINEの世界を楽しむ機会を増やしたい」との思いから2021年に吉祥寺で初開催し、現在は東京をはじめ、埼玉、神奈川、広島、福岡、松山などでも開催している。
東北エリア初開催となる今回は、宮城・東北をはじめ、関東や兵庫などから112組の作り手が出店し、ZINEのほか、ステッカーやポストカード、Tシャツなどのアートグッズを販売する。ZINE FARM TOKYO管理人の中西功さんは「福岡開催では福岡のうどんをテーマにしたZINEが販売されるなど、開催地域をテーマにしたZINEが並ぶので、東北をテーマにした食や旅のZINEもあると思う」と話す。
「1年前に要望を受けて準備を始め、ようやく仙台初開催の日を迎える。東北のZINE好きの皆さんとZINEを楽しむ一日になれば」と期待を寄せる。
開催時間は11時~16時。入場料は300円。