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宮城県産の水産加工品を販売する「みやぎ水産の日まつり」が2月19日、JR仙台駅2階ステンドグラス前で始まった。主催は宮城県、県水産加工研究団体連合会。
県は2014(平成26)年、県内で取れる水産物や県内企業が製造を手がける水産加工品を県民に知ってもらい、食べてもらおうと毎月第3水曜を「みやぎ水産の日」に制定。毎月、旬の魚介類をテーマ食材として取り上げPR活動を展開している。
「みやぎ水産の日まつり」はPR活動の一環として、2015(平成27)年度から開催している。10回目となる今年は、1月に行われた「第49回宮城県水産加工品品評会」の受賞商品をはじめ、サバ、サンマ、アナゴ、赤貝、ホヤ、ウニ、カニ、ホタテ、イカ、ワカメ、フカヒレなどを使った水産加工品約200商品を販売する。
受賞商品は、農林水産大臣賞=ムラカミ「チーズdeわかめ」(80グラム、1,000円)、水産庁長官賞=奏水産「黄金レモンたらこ」(同、860円)、末永海産「塩蔵春告げわかめ」(同、350円)、宮城県知事賞=まるしげ「まるごと赤貝」(850円)、平塚商店「いか軟骨甘酢漬」(90グラム、590円)、魚喜久水産「あなご飯の素」(800円)など。初日にはオープニングセレモニーが開かれ、受賞者に表彰状が授与された。
JR東日本東北本部マーケティング部の酒井裕二さんは「宮城の水産は、豊かな漁場と確かな加工技術によってつくり出されている。そういった商品が会場に数多く取りそろえられており、地元の方にも旅行者の皆さまにも満足してもらえる一品があると思うので、手に取ってもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~20時(最終日は19時まで)。今月23日まで。