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毎年恒例の「全国駅弁大会とうまいもの市」が2月16日、仙台の老舗百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場で始まった。
全国各地の駅弁と水産加工品、肉加工品、総菜、調味料、スイーツ、茶葉、酒類などの「うまいもの」を集めた人気企画で、22回目の開催となる。前半(2月18日まで)と後半(20日~27日)で合わせて62社が出店する。
駅弁は、藤崎のバイヤーがセレクトした70種類以上を用意し、実演販売や日替わり駅弁の販売も行う。主なラインアップは、山形新幹線米沢駅「新杵屋」の「牛肉どまん中」(1,480円)、米坂線羽前小松駅「カリスマ」の「カリスマのハンバーグ弁当」(1,500円、18日・20日・21日)、指宿枕崎線「城山ストアー」の「りゅうぐうの舞」(1,800円、22日~27日)、のと鉄道能登中島駅「駅マルシェわんだらぁず」の「能登のかきめし」(1,850円、18日・20日・21日)、東海道本線草津駅「南洋軒」の「近江牛【輝】」(1,998円)、根室本線釧路駅「釧祥館」の「北海彩り弁当」(3,240円、各日50個限定)など。
「鉄道スイーツ」として、東海道新幹線名古屋駅「ジェイアール 東海フードサービス」の「ぴよりんお出かけセット」(1,200円、21日・22日)や、羽越本線新津駅の「三色団子」(864円、25日・26日)、奥羽本線峠駅の「峠の力餅」(1,000円、25日・26日)も販売する。
茨城「麺堂稲葉」(18日まで)、東京「亀戸煮干中華蕎麦(そば)つきひ」(20日~27日)、石川「ジョニーのビリヤニ」(22日~27日)が出店するイートインコーナー「うまいもの食堂」や、60種類以上のパンを集めた「ご当地パンフェスタ」(21日まで)、鉄道グッズコーナーや「鉄道むすめ」のフォトスポット、東北大鉄道研究会による鉄道模型のジオラマ展示も展開する。
藤崎広報担当者の高橋悦子さんは「旅行が好きな方や食にこだわる方にも楽しんでもらえる内容となっている。食と旅の魅力を堪能してもらえたら」と呼びかける。
22日には、仙台市交通局の公式マスコットキャラクター「イクスカすずめ」のぬいぐるみ販売会を行う。公式マスコットキャラクターになって1周年を迎えたことを記念して商品化したぬいぐるみで、大きさは高さ約12センチ、幅約12センチ。今月8日に地下鉄東西線仙台駅で販売し、用意した700個が約3時間で完売したという。価格は1,500円。300個限定。購入は1人1個まで。
開催時間は10時~19時(最終日は17時閉場)。今月27日まで(19日は閉場)。