仙台の美容専門学校、一般客対象に「模擬サロン」開く-特殊メークも

一般の女性客を相手に学習の成果を披露する学生たち

一般の女性客を相手に学習の成果を披露する学生たち

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 仙台ビューティーアート専門学校(仙台市宮城野区榴岡3)は12月11日から、一般の女性客を対象に「模擬サロン」を展開している。

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 同イベントは学校全体を一つの大きなサロンに見立て、学生たちが普段、授業で学んでいる技術や接客対応を一般客に行うもの。サービス料金は1円~500円のワンコイン制で、利用客が満足した分を支払うスタイル。昨年は4日間で約250人が来場し、今年は11日の時点で330人の予約があるという。

 今年のテーマは「美意識過剰~あなたが輝くチャンスです~」。同校教員の佐藤ふみさんは「美意識は誰もが持っているものだが、毎日の忙しさでつい忘れがちになってしまう。模擬サロンを通じて、お客さま自身の美意識をさらに引き出すお手伝いができれば」と話す。

 サロンメニューはエステコースの「フェイシャル ディープクレンジングコース」「ボディー リラクゼーションコース」、メークコースの「カウンセリングメーク」(以上各60分)、ネイルコースの「ケア・マッサージ・カラーリング」(90分)など全14コース。同校に今年開設されたブライダル科では、ヘアメーク・ドレス・写真撮影のセット「今日はあなたもお姫様」(60分)を提供する。

 今回の目玉は、片手の指にホラー映画のような指の切断メークを施す「特殊メークコース」(30分)。「特殊メークを生で見る機会はあまりないと思うので、ぜひ体験してリアルな造形を楽しんでいただければ」と佐藤さん。同13日・14日には全身特殊メークのモデルが校内を巡り、来場客が投票する「特殊メークコンテスト」も行う。

 同校トータルビューティー科メイクアップコース1年の佐藤綾香さんは「授業ではいつも友だち相手なので、本当のお客さまを前にすると緊張する」と話しながらも、「ひとりでも多くのお客様に来ていただき、私たちが普段勉強していることを知ってもらいたい。ここで体験していただいたことがきっかけで、メークっていいなと思ってもらえれば」と意気込みを見せる。

 開催時間は9時~17時。今月14日まで。

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