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「東北福興弁当」第11弾 東北6県15事業者の16食材盛り込む

東北6県15事業者の16食材を盛り込む「東北福興弁当」

東北6県15事業者の16食材を盛り込む「東北福興弁当」

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 JR東日本クロスステーションフーズカンパニー(東京都台東区)が10月1日、東北各地の食産事業者の食品を盛り込んだ「東北福興(ふっこう)弁当~届けよう、東北から。」の販売を始めた。

歴代の「東北福興弁当」

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 「東北福興弁当」は、食の面で東日本大震災からの復興の一助になればとの思いから、中小企業基盤整備機構(中小機構)東北本部の協力を得て、震災のあった2011(平成23)年の10月から展開している駅弁で、今回が第11弾。第10弾までの通算出荷数は70万食を超える。

 JR東日本クロスステーション執行役員でフーズカンパニー商品戦略部長の中坂祥一さんは「幕の内の駅弁の中でもこれだけヒットするのは珍しい。各事業者さまの思いがお客さまに伝わっているからだと思っている」と話す。

 主な献立は、青森=「キャベツにんにく入り塩麹(こうじ)炒め」「イカメンチ~青森県産りんごと玉葱(タマネギ)のソースがけ」、秋田=「揚げなすとハタハタの甘辛米麹和(あ)え」、岩手=「北三陸産わかめ炒(い)り煮」「鮭味噌(さけみそ)漬け焼き~岩手県産大豆の味噌使用」、宮城=「焼き合鴨(あいがも)辛子(からし)風味~蔵王町産いちじく甘煮のせ」「揚げかまぼこ“遊里揚(ゆりあげ)”」、福島=「“福島牛”ハンバーグのいわき遠野産トマトと会津産牛乳のヨーグルトソースがけ」、山形=「炊き合わせ(厚揚げ~とび魚だし使用、山形県産生芋玉こんにゃく)」「山形県産きくいも甘酢漬け」など。15事業者の16食材を盛り込んでいる。

 パッケージデザインには、仙台在住の画家・イラストレーター古山拓さんが東北6県を代表する祭りや名所を描いたイラストをあしらう。

 価格は1,450円。JR仙台駅構内の駅弁販売店のほか、JR東京駅の「駅弁屋 祭」「駅弁屋 踊」でも取り扱う。販売期間は来年9月末までを予定する。

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