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石巻の企業がホヤ加工商品第2弾「ほや塩せんべい」 酒田米菓が製造

ビールに合う商品として開発された「ほや塩せんべい」

ビールに合う商品として開発された「ほや塩せんべい」

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 東日本大震災で被災した企業の販路拡大や売り上げ貢献に取り組む「カイタク」(石巻市)が1月25日、宮城県産のほやパウダーを使った煎餅「ほや塩せんべいできました」の販売を始めた。

「ボン・ホヤージュ」2商品をアピールする山野目さん

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 ホヤ加工商品ブランド「Bon Hoyage(ボン・ホヤージュ)」の第2弾商品。第1弾商品「ほやをキャンディーにしました」は3カ月で2000個を売り上げた。社長の山野目真悟さんは「観光や出張のお土産として購入される方が多い。10個以上まとめて買われる方もいる」と話す。

 第2弾商品は薄焼きの煎餅。仙台駅前のホヤ料理専門店「ほや&純米酒場 まぼ屋」を運営する「飛梅」(仙台市青葉区)が加工するほやパウダーを使い、「オランダせんべい」などの米菓を手掛ける酒田米菓(山形県酒田市)が製造した。山野目さんは「ホヤイコール日本酒というイメージがあったので、ビールに合う商品を作れないかと思った。塩味が強く、最後にホヤの香りがふわっとくる新しいおつまみ感覚のせんべい。ビールはもちろん、お茶菓子にもぴったり」と自信を見せる。

 パッケージの裏面には、まぼ屋監修のさまざまなホヤ料理を載せた。「煎餅を食べながらホヤ料理の世界を知ることができ、ホヤ好きはもちろん、ホヤを知らない方へのお土産にも最適」とも。

 35グラム入りで、価格は450円。エスパル仙台本館地下1階の「みやぎ水産の日アンテナショップ」(仙台市青葉区中央1、TEL 022-281-8299)をはじめ、「七のや」(七ヶ浜町)、「さんさんマルシェ」(南三陸町)などで販売する。

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