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仙台・イービーンズで「キモい展」 世界三大奇蟲やゴキブリタワーなど6千匹

世界三大奇蟲コーナー。左からテキサスジャイアントビネガロン、ヒヨケムシ、ウデムシの一種

世界三大奇蟲コーナー。左からテキサスジャイアントビネガロン、ヒヨケムシ、ウデムシの一種

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 多くの人が「気持ち悪い」と嫌悪する生き物を集めた展覧会「キモい展」が3月23日、仙台駅前の商業施設「イービーンズ」(仙台市青葉区中央4、TEL 022-266-2222)9階・杜(もり)のイベントホールで始まった。

【閲覧注意】ツヤケシオオゴミムシダマシ約4000匹の「キモいトンネル」

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 山口県「周南市徳山動物園」協力の下、世界から集めた「これまで見たことのないような奇妙な姿をした生き物」や「普段の生活の中では出会いたくないような姿をした生き物」にスポットを当てて紹介する。これまで、名古屋、横浜、東京、大阪、札幌、新潟を巡回し、「恐いもの見たさ」で累計来場者数は28万人を突破している。

 会場内を「水」「陸」「蟲(むし)」の3つのゾーンに分け、気持ち悪いアニマル(生き物)=「キモアニ」を展示。マタマタ、ネッタイチスイビル、アフリカツメガエル、パーカーナガクビガメ、コタケネズミ、サビトマトガエル、ツギオミカドヤモリ、テイオウヘラオヤモリ、タイガーサラマンダー、マレーシアニシキヘビ、エメラルドツリーボア、オニタマオヤモリ、ゾンビクラブ、ヨロイモグラゴキブリ、ブラベルス・ギガンテウス、メキシカンレッドニー、バイーアスカーレット、オオヤスデ、ダイオウサソリなど49種類、約6000匹を紹介する。

 テキサスジャイアントビネガロン、ヒヨケムシ、ウデムシの一種を展示する「世界三大奇蟲(きちゅう)コーナー」、「ジャンボミルワーム」などの名前で流通しているツヤケシオオゴミムシダマシ約4000匹を間近に見られる「キモいトンネル」、中東原産のトルキスタンローチ約1000匹による「ゴキブリタワー」も用意する。

 「ミルワームのトンネルやゴキブリタワーは一見の価値あり。初めて見る生き物もたくさんいると思う」と周南市徳山動物園飼育展示担当の佐藤優里さん。「キモいと感じる生き物たちの真の姿を知るチャンス。『気持ち悪い』から一歩踏み込んで、勇気を出してキモアニたちをじっくり観察してみてほしい」と呼び掛ける。

 期間中は、「キモアニふれあいコーナー」(月曜・金曜、15時~15時30分)、「キモい?おいしい?昆虫食試食会」(火曜・木曜、15時~16時)、「五感で感じる!VRでリアルを体験!」(水曜、11時~12時、13歳未満不可)も開催する。いずれも参加無料だが、先着順で人数に限りがある。

 開催時間は11時~19時(入場は閉場30分前まで)。入場料は、前売り=大人700円・小学生以下500円、当日=各100円増し、3歳以下無料。5月6日まで。

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