仙台・瑞鳳殿で「七夕ナイト」-境内に1,200本の竹灯篭

「瑞鳳殿七夕ナイト」の様子。1,200本の竹灯籠で幻想的に映し出される瑞鳳殿本殿

「瑞鳳殿七夕ナイト」の様子。1,200本の竹灯籠で幻想的に映し出される瑞鳳殿本殿

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 仙台市青葉区の「瑞鳳殿」(仙台市青葉区霊屋下、TEL 022-262-6250)で8月6日から始まった「瑞鳳殿七夕ナイト」が、地元住民や県内外からの観光客の間で評判を集めている。

「瑞鳳殿七夕ナイト」ライトアップで照らし出される瑞鳳殿本殿

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 同殿は1637年に仙台藩祖伊達政宗公の霊屋として創建。日光東照宮に次ぐ桃山様式の豪華絢爛(けんらん)な廟(びょう)として知られ、1931年には国宝に指定された。当時の建物は1945年の戦災で焼失し、1970年に再建。2001年には仙台開府400年を機に実施された改修工事で柱の彫刻獅子頭、屋根の竜頭瓦などを復元し、創建当時の姿をよみがえらせた。

 「七夕ナイト」は「仙台七夕まつり」開催に合わせたイベントとして2001年に初開催され、今年で8回目。本殿前や涅槃(ねはん)門前に七夕飾りが飾られ、約1,200本の竹灯篭(とうろう)が境内を幻想的に彩る。隣接する広場では「七夕森のコンサート」も開催。

 昨年は3日間で1,355人が来場。今年は平日開催ということもあり約1,000人の人出を見込んでいたが、7日夕方の時点で既に1,000人を超えたという。瑞鳳殿では「街中で行われているにぎやかな七夕とはひと味違う雰囲気がある。伊達政宗公の眠る霊屋で、幻想的な一夜を楽しんでいただければ」と話す。

 開催時間は19時~21時(雨天中止)。入場料は550円。今月8日まで。

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