仙台市役所で「しっぽゆらゆら写真展」 新しい家族に迎えられた保護猫の今

猫のパネルが出迎える「しっぽゆらゆら写真展」会場の様子

猫のパネルが出迎える「しっぽゆらゆら写真展」会場の様子

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 仙台市役所(仙台市青葉区国分町3)1階ギャラリーホールで現在、「しっぽゆらゆら写真展」が開かれている。主催は仙台市動物管理センター(愛称=アニパル仙台)。

譲渡された猫のその後の暮らしを紹介

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 「人と動物が共に健康に生きていけるまち」の実現を目指す動物愛護の拠点として、飼い主への適正飼育の啓発・指導を行うアニパル仙台。収容された命を一つでも多く救うため、市民ボランティアや仙台市獣医師会の協力を得ながら希望者への譲渡事業も行い、毎年約500頭の犬や猫が新たな家族に迎えられている。2016年度は855匹の猫を収容し、460匹(返還18匹含む)を譲渡。314匹が殺処分となった。

 同展では、2016年度にアニパル仙台から譲渡された猫の写真約180点を展示する。各家庭で幸せに暮らしている様子を撮影した写真と共に、譲渡直後から現在までの様子、飼い主による「うちの子自慢」なども紹介。仙台市の猫に関する現状や地域猫対策に関する展示も行う。

 「猫を家族として迎えていただいた方々が撮影してくださった、とびっきりのベストショットを見ていただきたい。保護された猫が一匹でも多く新しい家族に迎え入れられるきっかけになれば」と同展担当者。猫の飼育については、「適正飼育の普及により保護猫の減少につなげたい。大切な命を預かるという気持ちで、最後まで責任を持って飼ってほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は平日のみ9時~17時。2月16日まで。2月22日~3月9日はアニパル仙台で開催する。開催時間は9時~16時。

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