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宮城・大崎地域で周遊型イベント「独眼竜の軌跡」 スマホとパンフレット手に名所巡り

設置されたパンフレットを手に取り謎解きをスタートする参加者

設置されたパンフレットを手に取り謎解きをスタートする参加者

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 宮城県大崎地域の5市町(大崎市・色麻町・加美町・涌谷町・美里町)で現在、「周遊型戦国謎解き絵巻『独眼竜の軌跡』」が開かれている。

「独眼竜の軌跡」ゲーム画面

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 伊達政宗公生誕450年記念イベントの一環で、宮城県北部地方振興事務所からの委託事業としてタイトー(東京都新宿区)が企画・運営する。タイトーは2016年3月に同事務所と5市町と観光振興を目的とした相互連携協定を締結。バーチャルトリップサイト「アイラブオオサキ」を中心に、国内外から観光客を誘客するための取り組みを行っている。

 アドベンチャーゲームとリアル謎解きゲームを合わせた周遊型の同イベントは、プレーヤーがスマートフォンとパンフレットを手に関連する場所を巡り、ARやGPSの位置情報を使って謎を解いていく。

 大崎市を中心としたメインストーリー「政宗復活記」、涌谷町・美里町を巡るサブストーリーA「政宗と名所めぐり」、加美町・色麻町を巡るサブストーリーB「景綱と名所めぐり」の3部構成。同イベント担当者は「各地域を巡り、観光をしながらゲームをプレーすることで、大崎地域の魅力をより多く知っていただける構成になっている」と話す。各ストーリーは独立しており、どのエリアからでも始められ、中断しても期間中は再スタートできる。3つのストーリーをクリアするとエクストラステージ「独眼竜の軌跡」に挑戦できる。

 ゲームをクリアしたプレーヤーにはクリアレベルに応じて、鳴子温泉郷のペア宿泊券や各地域の農産加工品セットを抽選で進呈する。

 同担当者は「家族連れや若者グループ、カップルなど幅広い方々に楽しんでいただいている。大崎地域の観光の魅力・歴史・文化と謎解きのエンターテインメントのノウハウを組み合わせた周遊型ゲームになっているので、楽しみながら大崎地域の観光の魅力を体感していただければ」と参加を呼び掛ける。

 パンフレットは各市町内の役所・役場、観光案内所などで配布する。11月30日まで。

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