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「THE MALL仙台長町」開業後初のリニューアル 新規22店、体験型施設も

「ひつじのショーン」の世界観を再現した体験型施設「ひつじのショーン ファミリーファーム」

「ひつじのショーン」の世界観を再現した体験型施設「ひつじのショーン ファミリーファーム」

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 スーパーマーケットチェーンを展開する「西友」(東京都北区)が10月19日、商業施設「THE MALL 仙台長町」(仙台市太白区長町7)をリニューアルオープンした。

「トイザらス」も出店

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 1997年9月にオープンした同施設。敷地面積は5万9286平方メートル、売り場面積は4万4118平方メートルで、地上3階建ての本館、地上2階建てのアウトドア館、地上6階建てのPart2で構成する。仙台市地下鉄長町南駅直結という交通アクセスの良さが特長。

 20周年の節目を機に今回、開業以来初めてとなる大規模改装を行った。西友最高経営責任者の上垣内猛さんは「時代とともに近隣の商業施設も増え、お客さまの消費動向も様変わりした。人口構成を見ても、長町・仙台南エリアは県の平均に比べて20~30代の比率が高くなっている。新都心・あすと長町が巨大な街に成長しつつあり、商業環境と併せて住環境も整備され、周辺も含め今後急速にベッドタウンが進んでいくと思われる」と話す。「これら周辺環境や市場の大きな変化を鑑みて、お客さまからより大きな信頼を勝ち取るため大規模改装の実施を決めた」とも。

 テナント数は全140店舗、うち新規22店舗、改装36店舗。「モノからコトまで、ショッピングをはじめ、さまざまな体験も提供できる、お客さまが心ゆくまで心地良い時間を過ごせるショッピングセンターを目指している」と上垣内さん。市場環境を踏まえ、新たなターゲットに小さな子どもを持つヤングファミリー層を加え、より幅広い層の集客を目指すという。

 本館3階のテナントゾーンには、子どもに特化したテナントを充実させた。イギリス発のクレイアニメ「ひつじのショーン」の世界観を再現した体験型施設「ひつじのショーン ファミリーファーム」と、玩具・子ども用品の総合専門店「トイザらス」が新規出店。トイザらスに隣接エリアには、AR(拡張現実)技術を活用したデジタルサイネージを設置した共用スペース「Happiness TREE」、アウトドアスポーツ館側には屋外公園「Happiness PARK」を新設した。

 本館1階テナントゾーンではフードコートエリアを拡充。テナント数を8から10に増やし、席数を350席から500席に拡張。隣接するエリアには、仙台初出店の「焼きたてチーズタルト専門店 PABLO mini」と、ワインと食品を取り扱う専門店「ザ・グロッサリー&ワイン by サンクゼール」が新規出店する。

 営業時間は、本館・Part2専門店街=10時~21時、本館西友2階売り場=9時~22時、同1階食品売り場=24時間、本館・Part2 3階レストラン街=11時~22時。一部店舗により異なる。

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