一番町四丁目商店街の路地に「炎助(えんすけ)式担担麺と肉汁麻婆(マーボー)豆腐の店 炎助」(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-397-7034)がオープンして2カ月がたった。
2種類の唐辛子をブレンドした「辛さ」と数種類のスパイスを合わせた自家製サンショウ油の「シビれ」が特徴の坦々麺とマーボー豆腐を提供する同店。市内で4つのラーメン店を展開するPAL(青葉区)の新業態として9月28日にオープンした。店舗面積は約16坪、席数はテーブル・カウンター合わせて20席。
坦々麺のスープは煮干しと豚骨を使い約10時間強火で炊いた独特のねっとり感が特徴。麺は国産小麦を使った「スープと相性のよい」中太の自家製ストレート麺(150グラム)で、モヤシ・ニラ・チャーシューをのせる。メニューは「炎助式担担麺」(780円)、「炎助式担担麺味玉入り」(880円)、「炎助式焼豚担担麺」「炎助式担担麺パクチー入り」(以上980円)。それぞれ、「辛さ」と「シビれ」を0~5(4は50円増し、5は100円増し)の6段階から選べる。
「自分好みの辛さにカスタマイズして、36通りの『辛シビ』が楽しめる。お薦めは『辛2・シビ2』」と同店担当者。「辛4~5はブートジョロキア(品種名)を配合した唐辛子、シビ4~5は四川赤サンショウの粉末を使っている。初めての方は少しずつ辛シビレベルを上げてもらって、お気に入りの組み合わせを見つけてもらえれば」とも。
「肉汁魔婆(マーボー)豆腐」(単品=800円、定食=880円)は粗びきのひき肉(150グラム)と絹ごし豆腐1丁(400グラム)を使った四川風のマーボー豆腐。「『辛2・シビ2』の設定なので、辛シビが足りない方は卓上のラー油とシビれの素で調整いただければ」
オープン以来、20~30代を中心に近隣で働く会社員や大学生、辛い物好きが訪れ、リピーターも多いという。
営業時間は、11時~15時、17時~24時(日曜は22時まで)。