仙台の中心市街地で「仙台・青葉まつり」-3,800人の「すずめ」が演舞

11日に開催された「いちばん踊り」の様子。1週間後の本番を待ち切れない「すずめ」たちが一番町を練り歩いた

11日に開催された「いちばん踊り」の様子。1週間後の本番を待ち切れない「すずめ」たちが一番町を練り歩いた

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 仙台市の中心市街地で5月17日・18日の2日間、「仙台・青葉まつり」が開催される。

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 今年で24回目となる同祭は17日に「宵まつり」、18日に「本まつり」を実施。メーンとなる伝統芸能の「仙台すずめ踊り」では120を越えるグループ=祭連(まづら)が参加。約3,800人の「すずめ」たちが、伊達のハッピ姿で仙台駅周辺や商店街、メーン会場となる定禅寺通りや勾当台公園で演舞する。高さ5メートルを越える山鉾(やまぼこ)の巡行、伊達政宗公の御霊を祭る青葉神社のみこし渡御、「五葉山火縄銃鉄砲隊」の演武式、勇壮な武者に扮(ふん)した市民らによる「時代絵巻巡行」など、関連イベントも多数開催される。

 今年は新たに、伝統工芸の職人たちが匠の技を実演する「青葉職人屋台」、プロ棋士を招いて屋外で将棋教室や多面指し対局などを行う「青葉青空将棋教室」を開催。事務局では、「まつりというと『動』のイメージだが、より多くの方々にご参加いただけるよう企画した」と話し、延べ82万人以上を動員した昨年よりも「来場者が増えるだろう」と見込む。

 同11日には仙台市青葉区一番町で告知を兼ねたイベント「いちばん踊り」が開催され、1週間後に本番を控えた「仙台すずめ踊り」の祭連が商店街を練り歩いた。

 事務局の遠藤瑞知さんは「青葉まつりは『市民がつくる市民のまつり』で、杜の都が一番美しい新緑あふれる季節に開催されるまつり。定禅寺通りの緑のトンネルで繰り広げられるダイナミックなすずめ踊りの演舞や時代絵巻の大パノラマを楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は、宵まつり=11時~21時、本まつり=11時~17時。

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