仙台市内の桜の名所が現在、満開の見頃を迎え、花見を楽しむ人たちでにぎわいを見せている。
仙台管区気象台は4月6日、仙台の桜(ソメイヨシノ)の満開を宣言。平年より10日早く、昨年より3日早い観測となった。
1875(明治8)年に開園した市内で最も歴史ある公園・西公園(青葉区桜ヶ岡公園)では、ソメイヨシノ・エドヒガン・サトザクラ・ヤマザクラなど約200本の桜を楽しめる。現在「西公園 櫻岡花見」を開催し、日没~22時(金曜は23時)にライトアップを行っているほか、屋台ブースや桟敷席を用意している。今月29日まで。
約50種類・約750本の桜を誇る三神峯公園(太白区三神峯1)では飲食販売ブース(10時~17時)を開設し、「さくら祭り」を開催。今月23日まで。10日11時~14時には「三神峯公園 桜植樹100周年記念祭」を開き、伊達武将隊の演舞や、吹奏楽の演奏、記念植樹などを行う。
19種類約370本の桜を楽しめる榴岡公園(仙台市宮城野区五輪1)では花見広場を開設し、屋台が出店。ライトアップ(18時~21時)やイベントも行う。屋台出店は、お花見自由広場=29日まで、南エントランス=5月5日まで。
同気象台8日17時発表の予報によると、9日の天気は晴れで最高気温21度、降水確率は0~10%。花見日和の一日となりそうだ。