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仙台で「光のページェント」開幕-LED60万個が杜の都彩る20日間

カウントダウンとともに光の回廊が現れ、混み合う沿道から歓声が上がった

カウントダウンとともに光の回廊が現れ、混み合う沿道から歓声が上がった

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 仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が12月12日に開幕し、定禅寺通のケヤキ並木に60万個の温かな光がともった。

LEDに照らされた定禅寺通りのケヤキ並木

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 1986(昭和61)年に初めて開催され、29回目を迎えた同イベント。今年は開催日を早めた2010年以来、4年ぶりに12日からの点灯に戻した。開催日の変更について同実行委員会では「警備員の人件費高騰による予算削減、定禅寺通のケヤキの落葉後の点灯を考えたため」としている。今年は260万人の人出を見込む。

 今年のテーマは昨年に続き「あたたかな光が創り出す『よろこびと感動のステージ!』」。「光のページェントが今まで以上に魅力的で感動的な空間になるように実行委員会メンバーが会場内を巡回し、会場周辺のクリーン活動や写真撮影のお手伝い、会場の案内等を積極的に行い、温かな光の中で喜びと感動があふれる空間にしていきたい」と同実行委員会委員長の清野正彦さん。

 期間中、定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)約700メートルのケヤキ160本に60万個のLEDを設置。電球色で温かみのある色合いのSENDAI光のページェント用LED「仙台カラー」が冬の仙台を彩る。

 「杜の都仙台の象徴ともいえる定禅寺通りが20日間、光輝く回廊となり、その幻想的な空間は来場いただく皆さまがたくさんの思い出をつくるための大きなステージとなる」と清野さん。「家族や恋人、大切な人と一緒に足をお運びいただければ」と呼び掛ける。

 23日には、関連企画「サンタの森の物語」を開催。市民とマーチングバンドやチアリーダーなど延べ約1800人がサンタクロースやトナカイに扮(ふん)して定禅寺通をパレードする。

 点灯時間は17時30分~23時(最終日は24時まで)。18時~20時の1時間おきに、1分間消灯した後に再点灯する「スターライト・ウインク」を実施する。今月31日まで。

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