仙台市青葉区の錦町公園(仙台市青葉区本町2)で6月7日、ビールの祭典「東北オクトーバーフェスト」が始まった。主催はオクトーバーフェスト実行委員会。
ドイツ・ミュンヘンの「オクトーバーフェスト」に倣って開催される同イベント。今年は4月26日の東京・お台場を皮切りに、日比谷、駒沢、仙台、奈良、大井、芝など延べ13会場で開催する。
会場の中央に、イベントのシンボルとなるドイツ製の大型テントを設置し、テント席とオープン席の計約1000席を用意。席を両側から挟む形で販売ブースを設け、ビールやワイン、フードを販売する。
ビールは、同イベント定番の「エルディンガーヴァイス」「エルディンガー ヴァイスビア デュンケル」のほか、「ケーニッヒ・ルードヴィッヒ ヴァイスビア ヘル」(以上、500ミリリットル=1,300円)など、ドイツの銘柄を中心に約30種類を用意。今回初登場の「パウラーナー ヘフェヴァイスビア」「ゾラホフ・ヴァイツェンヘル」(同=1,300円)、「アルピスバッハー ヴァイツェン」(同=1,500円)なども提供する。
フードは、ドイツの郷土料理など60種類以上。「焼きたてプレッツェル」(400円)、「ジャーマンポテト」「ザワークラウト」(以上500円)、「ベルリンカレーソーセージ ジャーマンポテト添え」(600円)、「アイスバイン」(1,200円)、「牛肉のヴァイツェンビール煮」(1,800円)、ドイツソーセージの盛り合わせ「フランクプレート」(2,500円)など。
開催初日から多くのビール愛好者や仕事帰りの会社員が来場し、ドイツ音楽とともにビールを楽しんでいる様子が見られる。「これほど多くの種類のドイツビールを楽しめる機会はなかなかない」と同実行委員会担当者。「ドイツビールの良さを味わってもらうのはもちろん、会場全体で楽しんでいただき、ドイツに行った気分になってもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は16時~21時(土曜・日曜は11時~)。今月16日まで。