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仙台のSCで「塩竈フェア」-日本有数の生産量誇る水産加工品の認知向上目指す

塩竈の銘酒「浦霞」の酒かすを使った揚げかまぼこ「吟かま」。会場で販売を予定

塩竈の銘酒「浦霞」の酒かすを使った揚げかまぼこ「吟かま」。会場で販売を予定

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 仙台・泉の大型SC「アリオ仙台泉」(仙台市泉区泉中央1)地下1階ホールで5月15日から、「塩竈フェア」が開かれる。主催は宮城県仙台地方振興事務所。

生マグロの水揚げ量日本一を誇る塩釜港

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 「魚の町」として知られ、水産加工業が盛んな塩竈市。練り製品日本一の生産量を誇っていたが、東日本大震災で多くの工場が被災。休業が続く間に販路を失った加工業者も多く、生産量の回復と販路確保が課題となっている。

 そうした状況を受け、同事務所では「塩竈のおいしい水産加工製品の認知度向上」を目的に同イベントを企画。「見て、触れて、食べて 塩竈の魅力再発見!」をテーマに、笹(ささ)かまぼこ・さつま揚げ・干物などの水産加工品をはじめ、鮮魚、菓子、日本酒などを対面販売する。併せて、漁で使っているはえ縄やカジキマグロの角などを展示する「マグロはえ縄漁上映会&漁師による漁労体験語り部&漁具展示」を行うほか、塩竈の酒の歴史を紹介するパネルも用意。

 期間中、会場では「塩竈産あかもく汁」を毎日200食限定で振る舞うほか、県観光PRキャラクター「むすび丸」によるジャンケン大会も実施。18日(15時~)にはマグロ解体ショー&販売も予定する。

 「塩竈にはこんなにもおいしいものがあるということを地元の皆さんに知っていただくきっかけになれば」と担当者。「練り製品のほかにも日本酒やすしなど、おいしいものがたくさんある。ぜひ塩竈にも足を運んでいただければ」とも。

 開催時間は10時~19時(15日・18日・19日は9時~)。今月19日まで。

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