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仙台パルコに「レゴブロック」で作った世界遺産-平泉など新作も

ウィーン歴史地区(シュテファン大聖堂)やタージ・マハル、サグラダファミリアなど世界遺産が並ぶ会場の様子

ウィーン歴史地区(シュテファン大聖堂)やタージ・マハル、サグラダファミリアなど世界遺産が並ぶ会場の様子

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 仙台パルコ(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)4階・スペース4で4月27日、「PIECE OF PEACE 『レゴブロック』で作った世界遺産展」が始まった。

中国「四川ジャイアントパンダ保護群」

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 レゴブロックを通してユネスコ世界遺産活動を応援する同展。2003年から現在まで全国で27回開催され、約150万人を動員。第3弾となる今回は世界遺産条約採択40周年を記念し、昨年11月の渋谷パルコを皮切りに、名古屋・福岡・札幌・仙台などを巡回する。

 「LOVE EARTH/LOVE ASIA」をテーマに、レゴブロックで作った27カ国の世界遺産39点と地球を展示。主なラインアップは、フランスの「パリセーヌ河岸」(レゴブロック作品はエッフェル塔)、イタリアの「ピサのドゥオモ広場」(ピサの斜塔)、スペインの「アントニ・ガウディ作品群」(サグラダファミリア)、アメリカの「自由の女神」、ペルーの「マチュ・ピチュの歴史保護区」、インドの「タージ・マハル」など。日本の「平泉-仏国土を表す建築・庭園および考古学的遺跡群」(レゴブロック作品は中尊寺金色堂・毛越寺)、中国の「四川ジャイアントパンダ保護群」、オーストリアの「ウィーン歴史地区」(シュテファン大聖堂)など。第3弾で新たに加わった作品もあるという。

 国内外で活躍するアーティスト、クリエーター、写真家、イラストレーターなどが「未来に残したい、私のたからもの」をテーマに作った作品やメッセージの展示や、宇宙から見た地球の写真と映像も。4階・エスカレーター脇には物販コーナーやプレーコーナーも設ける。

 開催初日のセレモニーに登場したレゴ社公認レゴモデルビルダーの直江和由さんは「民間ユネスコ運動の発祥の地である仙台でイベントができて光栄。会場にいながら世界旅行をしているつもりで、あらゆる角度から世界遺産全体を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~21時(入場は閉場の30分前まで、最終日は17時閉場)。入場料は、大人=300円、小学生=100円、小学生未満無料。5月13日まで。入場料とグッズ売り上げの一部は、日本ユネスコ協会連盟が行う世界遺産活動へ寄付される。

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