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仙台駅前の「もつ焼き専門 丸昌」-男性1人客などで連日にぎわう

14時過ぎの店内。遅めのランチをとる会社員や、もつ焼き片手に燗酒をあおる客の姿も

14時過ぎの店内。遅めのランチをとる会社員や、もつ焼き片手に燗酒をあおる客の姿も

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 仙台駅前の「もつ焼き専門 丸昌(まるしょう)」(仙台市青葉区中央1、TEL 022-712-2538)がにぎわいを見せている。

同店のもつ焼き「おまかせ3本セット」

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 昭和レトロ居酒屋「半兵ヱ」など約100店舗を全国に展開するドリームリンク(秋田県秋田市)が運営。同社が1年間の期間限定で出店した「復興支援酒場」跡地に、新業態となる「もつ焼き専門店」として昨年11月にオープンした。

 店舗面積は26坪。席数はカウンター16席・小上がり6席・テーブル12席で、入り口付近には立ち飲みスペースも設ける。「財布を気にせず、毎日でも通っていただけるように」(同店担当者)と価格をリーズナブルに設定した。

 メーンのもつ焼きは、「シロ」「ハツ」「コブクロ」「アブラ」「ノド笛」「ハラミ」「カシラ」など17種類(各1本・115円)。平日に毎日仕入れる新鮮なもつを店で串に刺し、注文が入ってから焼き上げる。基本的に「甘じょっぱい」自家製タレで提供するが塩での注文も可能。

 「ガツ刺」「アブラ刺」(以上199円)などの刺し身も用意。「戦後、バラックの焼き鳥屋で出されていたとされる品書き」を再現したもの。熱湯で湯せんし、冷やしたものをネギとポン酢で提供する。おでん11種類(各1個・52円)や、「下足天」(157円)、「煮込み」(210円)、「トンカツ」(262円)、「肉豆腐鍋」(399円)などの一品料理も。

 ドリンクは、ビール(中=304円)、日本酒・サワー・カクテル・ワイン・焼酎・ウイスキー・ホッピー・電気ブラン・梅酒など70種類以上。日本酒は、「萩の鶴」(金成町)、「金紋両國」(気仙沼市)、「日高見」(石巻市)、「浦霞」(塩竈市)、「乾坤一」(村田町)など地酒26種類をそろえ、いずれも1杯273円で提供する。

 客単価は1,500円~1,800円。ランチタイムから営業し、夜は40~50代の男性客を中心に20代~70代と幅広い層でにぎわいを見せる。1人客も多く、毎日のように訪れる常連客もいれば、「帰宅途中や出張中の方がフラッと立ち寄ってくださることも多い」(同店担当者)という。

 「この店が『いつでも仲間と集える場所』になれれば」と担当者。「明日も頑張ろうと思っていただけるような店づくりを目指したい」と意気込む。

 営業時間は11時~24時(11時~16時はランチタイム)。

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