仙台に1人カラオケ専門店「ワンカラ」-開店2カ月、客層広がる

レコーディングスタジオのようなカラオケルーム「ピット」

レコーディングスタジオのようなカラオケルーム「ピット」

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 仙台市青葉区にオープンした1人カラオケ専門店「ワンカラ」仙台東映プラザ店(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-722-9611)が客層を広げている。運営は「カラオケ本舗まねきねこ」を全国展開するコシダカ(群馬県前橋市)。

宇宙船をイメージした店内

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 「1人だけのプライベート空間で好きな曲を好きなだけ」をコンセプトにした同店。昨年11月、東京・神田に1号店を出店し、都内に計5店舗を展開。地方主要都市への出店戦略の足掛かりとして、地方初となる仙台東映プラザ店を7月28日にオープンした。

 店舗面積は354平方メートルで、部屋数は36室(うち6室は女性専用)。店内は宇宙船をイメージした内装で統一。「ピット」と称するレコーディングスタジオのようなカラオケルームで、ヘッドホンを着けて高感度マイクでカラオケを楽しむのが特徴。

 オープンから2カ月が経ち、10~30代を中心に、午前中は年配客、午後は会社員が多く利用。女性客の来店も増えているほか、既に20回以上来店している常連も。「空気を読まずにカラオケできるのがいい」「好きな歌をゆっくり歌える」などの声が寄せられ、カラオケ以外にも「詩の朗読や発声練習、ギターの練習など、さまざまなかたちで利用していただいている」(同店担当者)という。ピークの時間帯は13時~18時。

 利用客からの要望に応え、9月14日からは開店時間を1時間早めた。同担当者は「新たな1人遊び、ストレス発散、歌唱トレーニングなど、さまざまな活用方法がある。バッティングセンターやゴルフの打ちっ放しに行く感覚で、年末の忘年会などに向けた練習の場として使ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は9時~翌1時(金曜・土曜・祝前日は翌3時まで)。利用料金(ドリンクバー込み)は1時間700円(土曜・日曜・祝日・祝前日は800円)。初回利用時に入会金200円が別途必要。ヘッドホンは持ち込み可能で、レンタル料は300円。

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